2月3日は、いわずと知れた「節分」です。
節分というのは、そもそも立春・立夏・立秋・立冬の前日の
こと指し、1年に4回あります。
特に立春が1年の初めと考えられることから、春の節分が
最も重視されており、またその前後に旧暦のお正月がくる
ことから、一般には単に「節分」といえば春の「節分」を
指すものとなっています。
これは立春を新年と考えれば大晦日に相当するわけで、
そのため前年の邪気を全て祓ってしまうための追儺(ついな)
の行事が行われます。その代表が「豆まき」です。
(蛇足)
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干支などの代わりは春の「節分」を期にかわるという考え方も
あり、僕の誕生日は1月30日なので、まさに元旦で干支が
変わるか、節分で変わるかによって干支が変化します。
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さてここまでは「節分」のお話でしたが、私の節分の
行事は「豆まき」だけではない。
関東の人は食べないみたいだが、幼少期、関西で過ごした
私はどうしても2月3日に恵方巻(太い巻き寿司)を食べないと
落ち着かない。
そんでもって会社の人に「恵方巻」を食べようと言って
みたら、これがなんと知らないのだ(T_T)
しかも
「節分になんで巻物を食う必要があるんだ???」
と言われた(T_T)うぇぇぇ~ん。
なんでと言われても、私だって知らんよ~
でも子供の頃に覚えたことなんで、律儀に守っていたん
だよぉ~
というわけで「節分」に恵方巻を食べる習慣について
調べてみた。
------- 以下説明 -------
「節分」の夜にその年の恵方を向いて、太い巻き寿司を
らっぱでも吹くかのようにくわえ、無言で食うと、1年間
よいことがあるのだそうです。
もともとは「愛知県」の方の風習らしいのですが(大阪起源説もあり)
1977年に大阪海苔問屋協同組合が節分のイベントとして
道頓堀で実施したのをマスコミが取り上げ、早速全国の
お寿司屋さんがそれに便乗して全国に広まったということ
のようです。
なお、恵方(えほう,あきのかた)というのはその年に美しき
歳徳神がいる方角です。
巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」からで「縁を切らない
ために包丁を入れない」ということ。
それが転じて、まるごと食べることになったようです。
------- 以上説明 -------
愛知か大阪が起源らしい。
私の勤めている会社は愛知が本社なのですが、知っていた
のは大阪出身の方だけでした(T_T)
うーん、やっぱり愛知というよりは大阪よりなのかなぁ~
しかも、一般に浸透したのは1977年のイベントから、らしい。
まぁ本当の起源はもっと古いんだろうけど…
そんなわけで、今年も恵方に向いて恵方巻を食べて
無事「節分」のイベントを終了したわけです。